
こんにちは。御統いつきです。
「お金が欲しい」
「恋人が欲しい」
「仕事がうまくいってほしい」
願いを叶えたいとき、私たちはつい、こんなふうに「叶ってほしい未来」を書きたくなりますよね。
でも、塩まじないでは少し違います。
むしろ書くのは、
「こうなってほしい」ではなく、「こうなっているのが嫌」
ということ。
これが、塩まじないの大きな特徴です。
そして、この「書き方」を間違えると、願いが思いもよらない方向に叶ってしまうことがあります。
いわゆる、「猿の手現象」です。
「願いが叶ったのに、こんな叶い方は望んでいなかった……」
なんてことになったら、ちょっと怖いですよね。
今回は、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から広まったと言われるおまじない「塩まじない」について、基本的なやり方と、なぜ願いの書き方が重要なのかを詳しく紹介していきます。
塩まじないとは?
塩まじないは、恋愛・お金・仕事・人間関係など、ジャンルを問わず使えるおまじないとして知られています。
特徴的なのは、
「願いを直接叶えてもらう」のではなく、願いを邪魔しているものや、今困っていることを手放す
という考え方です。
たとえば、
「お金持ちになりたい」
と願うのではなく、
「給料が上がらない」
「収入が増えない」
「お金が貯まらない」
など、今の自分を困らせている具体的な問題を書きます。
そして、そこに塩を使っておまじないをする。
つまり塩まじないは、
「欲しいものを引き寄せる」というより、「願いを邪魔しているものを取り除く」
タイプのおまじないなのです。
塩まじないのやり方
まずは、基本的な方法から。
用意するもの
特別な道具をたくさん準備する必要はありません。
- 白い紙
- ペン(黒インクがオーソドックス)
- 塩
- 灰皿などの不燃性容器
- 必要であればキャンドルなど
基本的には、どこのご家庭にもあるようなものだけでできます。
基本の手順
1.紙に「なくなってほしいこと」を書く
ここが一番重要です。
叶ってほしい願いではなく、
「なくなってほしいこと」や「解決してほしいこと」
を書きます。
たとえば、
「給料が上がらない」
「良い出会いがない」
「仕事が決まらない」
「無駄遣いがやめられない」
など。
できるだけ具体的に書くのがおすすめです。
2.紙に塩をひとつまみかける
書き終わったら、その紙に塩をひとつまみかけます。
塩を紙で包んでもOKです。
3.塩をかけた紙を燃やす
塩をかけた、または塩を包んだ紙を燃やします。
このとき、火を使うので十分注意してください。
4.灰を処分する
燃えたあとの灰を、シンクやトイレに流します。
ゴミ箱に捨ててもOKです。
これで、塩まじないは完了です。
火を使えない場合は?
「やってみたいけれど、アパートや集合住宅だから火を使うのが難しい・・・」
そんな方もいると思います。
その場合に知られているのが、トイレットペーパーを使う方法です。
基本的な考え方は同じ。
トイレットペーパーに「なくしたいこと」「解決してほしいこと」を書き、塩を包んで、そのままトイレに流します。
燃やす代わりに、
「自分を悩ませているものを、水に流してしまう」
というイメージですね。
ただし、トイレットペーパーであっても大量の紙や塩を流すと詰まりの原因になるので、無理のない量で行いましょう。
塩まじないで一番大切なのは「書き方」
ここまでの手順だけを見ると、
「簡単じゃん!」と思うかもしれません。
でも、塩まじないで一番大切なのは、実はここから。
何を書くのか。
これが、とても重要です。
なぜなら塩まじないは、
「書いた問題をなくす」
という形で願いを叶えるものだからです。
つまり、曖昧な書き方をすると、
「その問題がなくなるなら、どんな方法でもいい」
ということになってしまう可能性があります。
そして、ここで出てくるのが「猿の手現象」です。
「願いは叶った。でも、こんな叶い方は嫌!」
「猿の手現象」とは、願いそのものは叶っているのに、本人が望んでいなかった形で実現してしまうことを指します。
有名な怪奇小説『猿の手』に由来する言葉です。
塩まじないをする場合も、このような「斜め上の叶い方」には注意したいところです。
たとえば、
「お金がない」
と書いたとしましょう。
塩まじないでは、「お金がない」という状態をなくそうとします。
すると、
病気やケガで保険金が入る。
仕事を失って失業保険を受け取る。
親族が亡くなり、遺産を相続する。
・・・というような形で「お金がない」という状態だけが解消される可能性も、理屈の上では考えられます。
もちろん、これはあくまで「猿の手現象」の例です。
でも、
「いやいや、そんな方法でお金が欲しいわけじゃない!」
と思いますよね。
「やせない」という願いも同じです。
「やせないことをなくしてください」
と書いた結果、
病気になって体重が落ちる。
これでは、
「確かにやせた。でも、これは望んでいた結果じゃない!」
となってしまいます。
だからこそ、
「何をなくしたいのか」を具体的にする
ことが大切なのです。
「お金がない」ではなく「何が問題なのか?」
たとえば、お金の悩みなら、
×「お金がない」
ではなく、
○「給料が上がらない」
○「ボーナスが出ない」
○「収入が増えない」
○「無駄遣いがやめられない」
○「お金を貯めることができない」
など。
自分が本当に困っている部分まで掘り下げてみます。
「お金が欲しい」という願いの奥にあるのは、
「もっと自由に使えるお金が欲しい」なのかもしれません。
「毎月赤字になるのが嫌」なのかもしれません。
「将来のお金が心配」なのかもしれません。
このように考えていくと、
自分が本当に手放したいものが見えてきます。
「やせない」ではなく「何が邪魔をしているのか?」
ダイエットの場合も同じです。
×「やせない」
ではなく、
○「健康的にやせられない」
○「食べ過ぎてしまう」
○「間食がやめられない」
○「運動する習慣が続かない」
など。
ただ「やせる」という結果だけを書くのではなく、
「自分が望んでいない状態は何なのか?」
まで具体的にしてみましょう。
願いを書く前に、「本当に困っていること」を探す
塩まじないで大切なのは、
「どうなりたい?」
だけを考えることではありません。
むしろ、
「今、何が自分を苦しませているんだろう?」
と考えること。
ここがポイントです。
恋愛なら、
「恋人が欲しい」という願いの裏側に、
「好きな人と進展しない」
「出会いがない」
「過去の恋愛を引きずっている」
という問題があるかもしれません。
仕事なら、
「成功したい」のではなく、
「職場の人間関係がつらい」
「仕事が続かない」
「自分に合う仕事が見つからない」
ことが本当の問題なのかもしれません。
つまり、
願いを叶えるために、まず「願いを邪魔しているもの」を見つける。
これが塩まじないの面白いところだと思います。
塩まじないは、自分の願いを整理する時間でもある
ここまで読むと、
「塩まじないって、意外と奥が深いな」
と思いませんか?
紙に書いて、塩をかけて、処分する。
やっていることだけを見ると、とてもシンプルです。
でも、その前に、
「私は何に困っているんだろう?」
「本当は何を手放したいんだろう?」
と考える必要があります。
そして、それを言葉にする。
これは、おまじないという枠を超えて、自分の気持ちを整理する作業でもあります。
頭の中でずっと悩んでいることを、紙の上に取り出してみる。
「私はこれが嫌だったんだ」
「本当はこれを手放したかったんだ」
と気づく。
そして、その紙を手放す。
そう考えると、塩まじないは単に「願いを叶えるための儀式」というだけではなく、
自分の中に溜め込んでいたものを、一度外へ出すための儀式
としても捉えられるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、塩まじないの基本的なやり方と、願いを書くときのポイントについて紹介しました。
塩まじないは、紙とペンと塩があればできる、とてもシンプルなおまじないです。
でも、シンプルだからこそ、
「何を書くか」
が大切になります。
「お金が欲しい」
「やせたい」
「恋人が欲しい」
といった願望をそのまま書くのではなく、
「今、自分を困らせているものは何なのか?」
を考えてみてください。
そして、
「なくなってほしいこと」や「解決してほしいこと」
をできるだけ具体的に書く。
そうすることで、思いもよらない形で願いが叶ってしまう「猿の手現象」を避けるための工夫になります。
何より大切なのは、
「私は、本当はどうなりたいんだろう?」
と自分の心に問いかけてみること。
願いを叶える前に、
まず、何を手放したいのか。
そこが見えてくるだけでも、心が少し軽くなることがあります。
塩まじないをするときは、ぜひ焦らずに。
紙にペンを走らせながら、自分の心の中をゆっくり整理してみてくださいね。


コメント