現代こそ「祓い」が不可欠な理由

こんにちは。セレシアです。

今回はタイトル通り、神道の「祓い」のお話です。

皆様、神社で「お祓い」を受けたことがありますか?

初詣や七五三、厄年などで一度は受けたことがあるかもしれませんね。お祓いといえば下のイラストのように、古式豊かな装束を着た神職が紙垂(しで)のついた棒を振ったり、神前で祝詞を奏上するのをイメージすると思います。

「祓い」とは何か?

神道は「祓いに始まり、祓いに終わる」と言うように、「祓い」をとても重要視します。

なぜなら、日々生活していると、どうしても不要なものがついてしまうからです。溜まった埃を掃除で取り除くように、不要なものを祓って±0にするのが神道の「祓い」です。

掃除・整理整頓では不要な物を捨てていきますが、お祓いでは「目に見えない不要なもの」を祓っていきます。では「目に見えない不要なもの」とはいったい何でしょうか?

厄や不運、ネガティブなエネルギー?

取り憑いた(かもしれない)良くないもの?

かけられた(かもしれない)呪い?etc…

お祓いというと、そのようなおどろおどろしいものを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

一応、これも間違いではありませんよ😅

お祓いでは不要なエネルギーを祓っていきますが、人に良くも悪くも大きな影響を与えているもの、特に現代では洪水状態になっている「あるもの」も祓っているのです。

その「あるもの」とは「情報」です。

なぜ「情報」を祓うのか?

先ほど、お祓いでは「情報」も祓っていると申し上げました。なぜ「エネルギー」だけでなく「情報」も祓っているのでしょうか?

なぜなら、物事は「情報」で作られているからです。

『旧約聖書』創世記に「神は光あれと言われた。すると光が生まれた」、『新約聖書』ヨハネの福音書には「はじめに言葉(ロゴス)があった。そして言葉(ロゴス)は神であった」というような記述があります。

そして、古神道(白川神道)では、物事は「太占(ふとまに)」→「振留部(ふるべ)」→「結び」という順番で生成していると考えます。

ここでいう太占(ふとまに)は言霊=情報・概念、振留部(ふるべ)は振動=波動・エネルギー、結びは生成された物事=物質・現実を表します。

このように、あらゆる物事は「情報」から作られているのです。逆を言えば「情報」がなければ物事が生成されないのですから、これだけで「情報」が重要な要素だということが分かります。

ということは・・・

情報次第で良くも悪くもなる。人は良くも悪くも情報の影響を受けるということなのです。

現代こそ「祓い」が必要

現代はIT技術が発達し、毎日大量の情報が発信されています。

以前からも言われていましたが、現代は情報過多で現代人が1日に受け取る情報量は「江戸時代の人の1年分」と言われています。しかも、人の脳の構造は江戸時代とはほぼ変わっていない。

もう、これだけでもヤバいことですよね・・・

情報の取捨選択は必要なのは前々からも言われていますが、7~8割以上の情報は不要な情報と言われているので、不要な情報を捨てていかないとあっという間に頭がパンパンになってしまいます。となると、情報の「祓い」はどうしても必要になるのです。

先ほども申し上げたように、人は良くも悪くも「情報」の影響を受けており、情報から逃れられないので、「祓い」で不要な情報を祓ってリセットする必要があります。

が、「祓い」はどうやって行えば良いのでしょうか?

初詣や七五三、6月と12月末の「大祓」といった節目で神社でお祓いを受けるのはとても有効です。が、神職や巫女ならまだしも、私たち一般の方が毎日神社でお祓いをしてもらうわけにはいきません😅現実的にも。

そこで、神社のお祓いで奏上される「祝詞」の力を借りるのです!祝詞自体は祝詞本もありますし、YouTubeでも音声がたくさんあります。

けど「祝詞は難しいし、べらぼうに長くて覚えられないよ・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。私もそらで唱えられるのは三種祓詞とひふみ祝詞くらい・・・

そこで、まずは「とほかみえみため」から始めてみてはいかがでしょうか?「とほかみえみため」自体も強力な祝詞(祓詞)ですので、折に触れて唱えてみると良いでしょう。

それでも「唱える時間もあまり取れないし、唱えるの面倒くさい・・・」という方は部屋で音声を流すのも有効です。私自身も毎日自室ではPC、移動中はスマホから(最小音量で)流しています。

自分で唱えることはもちろん良いことなのですが、情報過多な現代ではご自身で唱えるだけではとてもじゃないけど処理が間に合わないので、ボーカロイド音声といったデジタルの力も併用すると良いでしょう!

大野靖志(小野寺潤)氏の著書『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』や『願いをかなえるお清めCDブック』に付属している音源もありますし、YouTubeで公開されているものならこちらがお勧めです。

ボーカロイドに抵抗がなければ😅

私も最初は「え?ボーカロイド???」と思いましたが、ボーカロイドには肉声にない大きなメリットがあることを知ってからはボーカロイド祝詞(祓詞)に抵抗がなくなりました。

最後に、情報過多だからこそ、余分な情報は祓っちゃいましょう♪

「祓い」を行うことで潜在意識に蓄積した不要な情報も取り払われていくので、かなり楽になります。このように不要な情報をリセットできるのが「祓い」なのです。

ぜひ、できる範囲でかまわないので「祓い」を毎日の習慣として取り入れてみましょう。

今回は情報過多な現代こそ「祓い」が必要だよ、というお話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました