【惑星護符】ソロモンの大鍵・月護符の意味

こんにちは。セレシアです。

皆様、惑星護符はご存知ですか?

惑星護符とは『ソロモンの大いなる鍵』という魔術書に記された護符で、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの惑星の力を召喚して願いを叶えると伝えられているものです。

強力な力を持つと言われる惑星護符のうち、今回は月護符の意味を解説します!

月の護符

月は「感情」「直感」「夢」「水」を司る星で、『ソロモンの大いなる鍵』には月について次のように書かれています。

月の日と時間は外交に良い。
船旅、公使、メッセージ、ナビゲーション、調停、愛、海を渡っての商業に。

月を司る神はアルテミス(ディアナ)。月が司る日は月曜日、色は銀色(灰色)、金属は銀になります。

月の護符は全部で6種類あります。次に、月1~6護符のそれぞれの意味を解説していきます。

月1護符

今まで気付かなかった可能性の扉を開く護符です。

月の霊を呼び出し、力を借りることができる。
さらに月の霊に命じてあらゆる扉を開けることができる。

月1護符は直感や洞察力、勘を増長させると言われる護符で、今まで気付かなかった可能性・解決策を見出すことができるでしょう。

惑星護符は円形ですが、月1護符のみ円形ではなく扉の形をしています。この護符は扉を表しており、中央には神名YHVH、右側には下から神名YHV、YHVH、AL(エル)、YHH、左側には下から天使名シオエル(スキオエル)、ヴァオル、ヤシエル、ヴェヒエルが書かれています。

そして、神名と天使名の右側には旧約聖書『詩篇』107篇16節より「主は青銅の扉を壊し、鉄の貫の木を断ち切られた」とヘブライ語で書かれています。

月2護符

水難から身を守る護符です。

あらゆる水難を封じる護符である。
月の霊が嵐や暴風雨を起こしても、たちどころに鎮まる。

月2護符は水難から身を守る護符として知られていますが、ここでいう”水難”とは文字通りの水難ではなく、感情のもつれや気持ちの乱れのことを指します。人間関係のもつれにお悩みの方はこの護符の力を借りるといいでしょう。

護符の中央には神の手が描かれ、神名エルと天使名アベリエルを示しています。

円周には『詩篇』56篇11節より「私は神を信頼するゆえ、恐れることはありません。人は私に何をなし得ましょうか」とヘブライ語で書かれています。

月3護符

旅行中の水難から身を守る護符です。

旅行の際にこの護符を携えることで、
あらゆる水難や夜間の襲撃からもを守ることができる。

基本的な作用は月2護符と同じですが、月3護符は特に旅行中に力を発揮します。旅行や出張に行く予定がある方は、あらかじめ儀式を行ってから持って行くといいでしょう。

また、感情的になりやすい恋人がいる方は、儀式済みのこの護符を持ち歩いていれば、デートや旅行中のケンカを防いでくれるでしょう。

護符の中央には神の手が描かれ、天使名アウブ、ヴェヴェフェルを示しています。

円周には『詩篇』150篇13節より「神よ、願わくは我を救いたまえ。神よ、急ぎて我を救いたまえ」とヘブライ語で書かれています。

月4護符

あらゆる邪悪なものを退け、誘惑から身を守る護符です。

あらゆる悪を退け、精神や肉体を守る。
天使ソフィエルはあらゆる薬草や鉱物の知識を与える。

月4護符は邪悪な波動を退け、誘惑から身を守ると言われています。

また、ハーブや鉱物(パワーストーン)の知識を与えるので、ハーブや鉱物、魔術・魔女術を勉強する方はもちろん、メディカルハーブや漢方などに携わる方の助けとなってくれるでしょう。

護符の中央には神の手が描かれ、手は神名エヘイエー、アシュール、エヘイエー、天使名ヤヘル、ソフィエルを示しています。

円周には旧約聖書『エレミヤ書』17章より「我をあだなすものをまよわせ、我を惑わすなかれ。我でなく敵を恐れさせよ」とラテン語で書かれています。

月5護符

予知夢を見たり、オカルト実験の際に使用するといい護符です。

睡眠中に答えを得ることができるだろう。
天使イアカディエルは、敵に破壊と損失をもたらし、
アブドンとダレは全ての夜の亡霊、
死者の魂を黄泉の国から呼び出すだろう。

月5護符は予知夢やチャネリング、降霊術など、目に見えない世界にアクセスする際の助けになると言われています。

また、敵に破壊と損失をもたらすと書かれていますが、これは「他者から向けられる呪いや黒魔術を破壊する」、つまり「呪いや黒魔術から身を守る」という意味になります。

護符の中央には神の手が描かれ、神名YHVH、エロヒム、月の神秘図形、天使名イアカディエル、アザレルを示しています。

円周には旧約聖書『詩篇』68篇1節より「神よ、立ち上がってその敵を散らし、神を憎む者を御前から立ち去らせてください」とヘブライ語で書かれています。

月6護符

状況を混乱させて初期状態もしくはなかったことにする護符です。

この護符を月の日、月の時間に銀の板に彫る。
これを水の下に置き、そこから取り出さない限り、
膨大な量の雨を降らせるだろう。

月6護符は洪水のように状況を混乱させ、初期状態にリセットするという護符です。

護符には月の神秘図形が描かれ、円周には旧約聖書『創世記』7章11、12節より「大いなる淵の源は破れ、天の窓は開き、雨は地に降り注いだ」とヘブライ語で書かれています。これはとても有名な「ノアの方舟」の場面です。

月6護符は「月の日、月の時間内に銀板に彫ること」を要求しています。さらに、指定時間内に儀式を行う必要もあります。これだけ高いリスクを要求するということは、それだけ大きな力を持つ護符だということです。

月6護符によって引き起こされるであろう“洪水”は、人間の力が及ばない上、制御できるものではありません。

「やれることは全部やった。それでもダメ・・・けど、この状況をなんとかしたい!」と本気で思うくらい切羽詰まった状況でない限り、使用しない方が身のためですよ・・・

まとめ

今回は『ソロモンの大いなる鍵』月護符の意味を解説しました。

月の護符は感情や直感、目に見えない領域に働きかけるのが特徴です。ただし、月6護符は自分が思っているよりもはるかに大きな影響を及ぼし、その力は制御できるものではありません。これは最後の手段として取っておいた方が身のためですよ・・・

魔術は意味を知り、理解することで初めて術が完成します。護符を選んでいる段階から惑星護符魔術は始まっているのです!

魔術師や魔女はアドバイスをすることはできますが、どの護符を使うか決めるのはあなたです。自分の願いや目的に合わせて惑星護符を選んでくださいね。

この記事が参考になれば幸いです!

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