こんにちは。セレシアです。
皆様、惑星護符はご存知ですか？
惑星護符とは『ソロモンの大いなる鍵』という魔術書に記された護符で、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの惑星の力を召喚して願いを叶えると伝えられているものです。
強力な力を持つと言われる惑星護符のうち、今回は木星護符の意味を解説します！
木星の護符
木星は「富」「繁栄」「名誉」「健康」を司る星で、『ソロモンの大いなる鍵』には木星について次のように書かれています。
木星の日と時間は、名誉と富を得るのに適している。
友情を築き、健康を保つために。また、望むすべてのものに達するために。
木星を司る神はゼウス（ジュピター）。木星が司る日は木曜日、色は青、金属は錫になります。
木星の護符は全部で7種類あります。次に、木星1～7護符のそれぞれの意味を解説していきます。
木星1護符
新たな才能の発見したい時や、新しいことに挑戦する時に。
木星の霊を呼び出す護符である。
宝の主、天使パラシエルが宝のありかを教えてくれるだろう。
新たに取り組むことで成果が出せるように助けてくれるでしょう。「宝」とは自分の才能、そしてそれをお金に換える力を指します。
また、今よりも条件の良い仕事や、自分の才能を生かせる仕事を探している時はもちろん、今やっていることで成果を出したい時にも木星1護符は役立つでしょう。
護符には木星の神秘図形が描かれ、円周には天使名ナトニエル、デヴァキア、ツェデキア、パラシエルがヘブライ語で書かれています。
木星2護符
多くの人から賞賛を得たい時や、コンクールや作品展、オーディションの時に。
名誉、栄光、品位、財産、そして心の平穏が得られる。
宝のありかを突き止め、宝を守る霊を追い払ってくれるだろう。
収入を上げたい時、名誉が欲しいならこれ！趣味・仕事を問わず、自分の取り組んでいることに結果を出したい、仕事につなげたい時の助けになります。
木星4護符は12年に1年という限られた期間しか願掛けできないので、それ以外の時は木星2護符を使うと良いでしょう。
護符には六芒星が描かれ、その中央には神名エヘイエー、星の上下の角にはアバ、他の4つの角にはYHVHと書かれています。
円周には旧約聖書『詩篇』112篇3節「繁栄と富はそこにあり、その義は永遠に失われることはない」とヘブライ語で書かれています。
木星3護符
占いや魔術などのオカルト作業の際に、危険から身を守る護符です。
霊を呼び出そうとする者を守る護符である。
木星3護符はオカルトに携わる方向けの護符です。占いや魔術儀式など、目に見えない領域に関わる時に、術者をあらゆる危険（特に霊的危険）から守ってくれます。
護符の左上に木星の紋章と神名エヘイエー、左下に木星の知霊の紋章、右上にアドナイ、右下にYHVHが書かれています。
円周には『詩篇』125篇1節「主を信頼する者は、動かされることなく、とこしえにあるシオンの山のごとし」とヘブライ語で書かれています。
木星4護符
素晴らしい富と名誉に恵まれるという護符です。木星4護符は木星が蟹座にある時のみ使用可能な護符で、これを持つ者に12年間の富と名誉を約束してくれるでしょう。
巨蟹宮に木星が入っている時の木星の日、木星の時間に、
この護符を銀板に彫れば、素晴らしい財産と名誉に恵まれるだろう。
木星の護符は瞬発力が高い分、持続力はあまりありません。しかし、木星4護符は別格で、その力が12年持続するというチート級の力を持ちます！
12年に1年しか願掛けできない特別な護符なので、12年間の富と幸福を願いましょう！
護符には魔術記号が描かれ、円周一番上の六芒星の下には神名イア、左右に天使名バリエル、左下にアドニエルと書かれています。
木星2護符と同じく、円周には旧約聖書『詩篇』112篇3節「繁栄と富はそこにあり、その義は永遠に失われることはない」とヘブライ語で書かれています。
木星5護符
占いや魔術などの視覚化（イメージ）する時の助けになる護符です。
木星の大きな力によって幻視を見るだろう。
ヤコブが天のはしごを見たのはこの護符の力によるものである。
木星5護符は霊的な真実を見たい時、占いや夢見の助けになる護符で、現実世界と霊的世界の行き来をスムーズにし、真実や有益な情報を得るサポートをすると言い伝えられています。
護符には図形とヘブライ文字があり、文字は円周の詩の最後の5つの単語を組み替えたもの。
円周には旧約聖書『エゼキエル書』1章「私が捕囚の人のうちにいた時、ケバル川のほとりで天が開け、神の幻影を見た」とヘブライ語で書かれています。
木星6護符
あらゆる危険や災いから身を守る護符です。
敬意を持って扱い、周囲に記された詩篇を毎日唱えれば、
地上における全ての危険から守ってくれるだろう。
現実生活における危険や災いから守ってくれる護符なので、どなたでも使えます！感謝を忘れず謙虚な気持ちでいれば、この護符が大きな力で守ってくれるでしょう。
木星6護符は「地上における」あらゆる危険や災いから防御する護符なので、霊媒体質・霊障でお悩みの場合は火星5護符や土星1護符などが適しています。
護符は十字が書かれた円形の盾のようになっており、十字にはセラフ、ケルブ、アリエル、サルシスという四大元素を支配する天使の名前が書かれています。
円周には『詩篇』22篇16、17節「私の手足を引き裂きました。私は私の骨をみな数えることができるのです」とヘブライ語で書かれています。
木星7護符
金運を良くし、浪費を抑えるという護符です。
この詩篇を唱えることで、貧困に苦しむことはなくなるだろう。
また、宝を守る霊を追い払い、宝を見出すことができるだろう。
金運を上げたいという方は木星7護符！というくらい、この護符はとても人気の高い護符です。
また、自分に自信を失ってしまった時、自分の才能が見出せない時に大きな力を与えてくれるとも言い伝えられています。謙虚な気持ちでこの護符を用いれば、ゼウスがあなたの長所や才能に気づかせ、自信を持てるよう導いてくれるでしょう。
護符には木星の神秘図形、円周には『詩篇』113篇7節「主は貧しきを塵から救い、乏しきを芥（あくた）から引き上げ、君主たちとともに王座につかせられる」とヘブライ語で書かれています。
まとめ
今回は『ソロモンの大いなる鍵』木星護符の意味を解説しました。
木星護符は富や名誉、幸運をもたらす護符で、自分の幸せのために使う護符なので、惑星護符初心者に最適です。
最高神ゼウスが司る木星の力は雷のように瞬発力が高く、短期間で大きな力を発揮します。ただし、木星は同時に「倫理」も表しますので、くれぐれもよこしまな願いを掛けることなきよう･･･
魔術は意味を知り、理解することで初めて術が完成します。護符を選んでいる段階から惑星護符魔術は始まっているのです！
魔術師や魔女はアドバイスをすることはできますが、どの護符を使うか決めるのはあなたです。自分の願いや目的に合わせて惑星護符を選んでくださいね。
この記事が参考になれば幸いです！
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