
こんにちは。御統いつきです。
突然ですが、
「鼻うがい」って、やったことありますか?
鼻うがいとは、
生理食塩水などを鼻に通して、鼻腔を洗い流す方法です。
アーユルヴェーダにも
「ジャラ・ネティ」と呼ばれる鼻洗浄の習慣があります。
……とはいえ。
「鼻うがい」と聞いて、
こんなことを思った方もいるのではないでしょうか。
「鼻に水を入れるなんて、絶対痛いでしょ!」
実は私も、ずっとそう思っていました。
小学生の頃、プールで鼻に水が入って、
「痛い!!」となった経験があるので、
「鼻に水を入れる=痛い」
というイメージが、ものすごく強かったのです。
だから、鼻うがいを知ったときも、
「いやいや、そんなの無理でしょ……」と思っていました。
それなのに。
まさか数年後、
自分が定期的に鼻うがいをする人間になるとは。
人生、何が起こるかわかりません(笑)。
そして、もっと意外だったのは、
鼻うがいを続けていくうちに、
身体だけではなく、自分の「心の奥」にまで変化が起きたこと。
今回は、そのお話をしたいと思います。
私が鼻うがいを始めたきっかけ
私が鼻うがいを知ったのは、2022年の秋頃。
YouTubeの「神社チャンネル」で、
羽賀ヒカルさんが鼻うがいを紹介している動画を見たことがきっかけでした。
「神社参拝前の浄化に鼻うがいをするといい」
という内容だったと思います。
それを見て、
「へえ、鼻うがいなんてものがあるんだ」
と興味を持ちました。
ちなみに、「神社チャンネル」を知ったきっかけは、
担当美容師F氏から引き合わせていただいた神職I氏。
こういうところも、
私の人生は妙に人とのご縁で動いていきます(笑)
そして、
「一回くらいやってみようかな」
と思い、試してみました。
結果。
・・・
痛い。
見事に挫折しました(笑)
今思えば、原因はいろいろあります。
塩の量を間違えていた。
水道水をそのまま使っていた。
そして何より、正しい方法を知らなかった。
「鼻うがい=痛い」
という、最初のイメージが見事に強化された瞬間でした。
それから、しばらく鼻うがいのことは忘れていました。
「もっと香りを感じたい」
ところが、2023年に入ってから、
思わぬ形で鼻うがいと再会します。
2023年1月。
自分への誕生日プレゼントとして、
日本香油協会の「エジプト香油」を迎えました。
私は香りが好きなので、
香油を使いながら、その香りを楽しんでいました。
そして、ある日ふと思ったのです。
「鼻うがいをしたら、どうなるんだろう?」
「もっと香りを感じられるようになるのかな?」
そう思ったら、「じゃあ、やってみよう」となりました。
・・・我ながら単純です(笑)
とはいえ、本音を言えば怖い。
一度失敗していますから。
それでも、
「正しい方法でやれば痛くない」
ということを知り、
もう一度チャレンジすることにしました。
今度こそ、正しい方法で
私が用意したのは、
- ボウル
- 浄水またはミネラルウォーター
- 天然塩
です。
生理食塩水に近い濃度になるよう、
水1Lに対して塩9g程度
を目安にして、ぬるま湯を作ります。
※鼻うがいをする場合は、使用する水や器具について、
製品や医療機関などの安全な指示に従ってください。
そして、片方の鼻から塩水を通して、口から出す。
言葉にすると簡単です。
でも、最初は全然できませんでした。
口から出てこない。
コップ1杯程度通せれば、
「今日は頑張った!」というレベル。
「本当にこれ、できるようになるの?」と思いました。
それでも、少しずつ続けていきました。
そして、ある日突然できた
そんなある日。
いつものように鼻うがいをしていたら、
勢いよく塩水を吸ってしまいました。
そして、「ゲホッ! ゴホゴホゴホ!!」となりながらも、
なんと塩水が口から出てきたのです。
「あれ?」と思って、もう一度やってみました。
すると今度は、
自分から無理に口へ出そうとしなくても、
自然に口から出てくる。
「あ、これか!」という感覚がありました。
それまでは、
「どうやって口から出すんだ?」と頭で考えていたのに、
身体がやり方を覚えた瞬間でした。
そうなると面白い。
今度は、
「ちゃんと口から出てくる!」
というのが楽しくなってしまいました(笑)
最初はあんなに怖かったのに。
人間って不思議なものです。
「できる」とわかると、身体は変わっていく
さらに、やっていくうちに、
「洗面器だとちょっとやりにくいな」
と感じたので、使っていなかったボウルに変更。
すると、片鼻500ml程度できるようになりました。
そして、
「じゃあ、1Lいけるかな?」
と試してみたところ・・・
できた。
最初はコップ1杯でも精一杯だった私が、
いつの間にか片鼻1L。
これには自分でも驚きました。
そして気づけば、
「1日1回、鼻うがいをする」
ことが習慣になっていました。
鼻うがいを続けて感じたこと
では、実際に続けてみてどうだったのか。
これはあくまでも私自身が感じた変化ですが、
まず、鼻の通りが良くなりました。
もともと私は、
「なんとなく鼻の調子がすっきりしない」
という状態がデフォルトだったので、
これは素直に嬉しかったです。
さらに、
鼻の奥から眉間にかけて、すっと抜けるような爽快感
を感じるようになりました。
視界が以前よりはっきりしたように感じたり、
音がいつもより鮮明に聞こえるように感じたり。
そして、もともと興味を持っていた香りも、
より細かな違いを楽しめるようになったと感じました。
エジプト香油の香りも、
「こんな香りが入っていたんだ」
と、以前より楽しめるようになりました。
食べ物についても同じです。
梅干しを食べたとき、
「こんなに味って違うんだ」
と感じたり。
自分の身体が何を欲しがっているのかを、
以前より意識するようになったり。
タンパク質など、
自分に必要だと思うものを意識して摂るようにもなりました。
ただし、ここは大切なので書いておきます。
これらの変化が
すべて鼻うがいだけによるものだとは考えていません。
私は同時期にエジプト香油も使い始めています。
生活習慣や食事など、ほかにも変化したものがあります。
だから、
「鼻うがいをすれば必ずこうなります!」
とは言いません。
あくまでも、私の場合はこうだった。という話です。
そして、一番大きかった変化
身体の変化も嬉しかった。
でも。私が一番大きいと思っているのは、
「自分の心の奥にあったものに気づいたこと」
でした。
あるとき、私は気づいたのです。
自分の中に、
「どうせ願っても叶わない」
という思いがあったことに。
「願っても叶わなかった経験」が積み重なって、
「願っても無駄なんじゃないか」という思い込みになっていた。
私はそれに、自分では気づいていませんでした。
さらに、自分がペンや財布、
時計などの持ち物にこだわってきた理由についても、
「ああ、私はずっと『本物』を求めていたんだ」
と気づくようになりました。
ブランドだから欲しい。
高いから欲しい。
珍しいから欲しい。
そういう単純な話ではない。
「本物に触れたい」
「本物を知りたい」
そして、
「本物を知る機会を、誰かにも届けたい」
そんな願いが、自分の中にあったのだと気づいたのです。
身体を整えると、自分の声が聞こえてくる?
私は、エジプト香油には、
古い記憶や思い込み、不要なものをそぎ落とし、
その人自身の本質を起動させる
という言い伝えがあることを知りました。
もちろん、これは科学的に証明された話としてではなく、
香油をめぐる伝承として受け取ってください。
でも、私自身の体験を振り返ってみると、
「なるほど、だから私は鼻うがいを始めたのかもしれない」
と思うことがあります。
鼻うがいを始めたきっかけは、
「もっと香りを感じたい」
という、とても小さな興味でした。
でも、その小さな行動を続けていくうちに、
「自分は何を望んでいるんだろう?」
「本当は何が欲しいんだろう?」
「なぜ私は、こんなものに惹かれるんだろう?」
と、自分自身を見るようになった。
そして、自分でも気づいていなかった願いに出会った。
私は、これが面白いと思っています。
人生を変えるような出来事って、
必ずしも、「突然、奇跡が起きた!」
というものではないのかもしれません。
もしかすると、ほんの小さな習慣を始めること。
そこから少しずつ、
自分の感覚が変わる。
自分の行動が変わる。
自分の見ているものが変わる。
そして、
「あれ? 私、本当はこうしたかったんだ」
と、自分自身の声に気づいていく。
そういうところから始まるのかもしれません。
「鼻うがいで人生が変わる」は、本当だった?
最初にYouTubeで鼻うがいを知ったとき、
「鼻うがいをすると人生が変わる」という話を聞きました。
正直、
「本当に? 鼻うがいなんかで人生変わるの?」
と思っていました。
だって、鼻に塩水を通すだけですよ?
それで人生が変わるなんて、
普通に考えたら信じませんよね(笑)
でも、実際にやってみた。続けてみた。
すると、少なくとも私には、身体の感覚だけではなく、
自分自身についての気づきが生まれました。
もちろん、鼻うがいをすれば
誰でも同じ体験をするとは限りません。
人によって感じることは違うでしょう。
それでも、
「ちょっと試してみたい」
と思うなら、安全な水と天然塩を使って、
正しい方法で一度やってみるのもいいと思います。
ただし、鼻や耳などに症状がある方や、
体調に不安がある方は、
無理をせず医師や専門家に相談してください。
人生を変えるのは、「大きな何か」じゃないのかもしれない
私が鼻うがいを始めたとき、
「人生を変えてやろう!」
なんて、まったく思っていませんでした。
ただ、
「もっと香りを感じられたらいいな」
それだけでした。
そんな小さな好奇心から始まったことが、
毎日の習慣になり。
身体の感覚が変わり。
そして、
「私は本当は何を望んでいるのか」
という問いにまでつながっていった。
だから今は、
人生を変えるきっかけって、
案外こういうものなのかもしれないと思っています。
大きな決断じゃなくてもいい。
劇的な奇跡じゃなくてもいい。
「ちょっと気になる」
「試してみたい」
「なんとなくやってみようかな」
その小さな感覚を無視しないこと。
そして、実際に一歩動いてみること。
そこから何が始まるのかは、やってみないとわかりません。
私の場合、その一歩が、鼻うがいでした。
そして、その先で私は、
「どうせ願っても叶わない」と思っていた自分に気づき、
「本物を知りたい」
「本物を誰かに届けたい」
という、自分の中にあった願いにも出会いました。
だから私は今、
「鼻うがいなんかで人生が変わるの?」
と聞かれたら、こう答えます。
「鼻うがいだけで人生が変わる、とは言えません。
でも、人生が変わり始めるきっかけにはなるかもしれません」
少なくとも、私にとってはそうでした。
あなたの人生を変えるきっかけも、
もしかしたら、「そんなことで?」と思うような、
小さなところに転がっているのかもしれません。



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