こんにちは。セレシアです。
「引き寄せの法則」をご存知ですか?
エイブラハムや「マーフィーの法則」などで「引き寄せの法則」をご存知の方もいらっしゃると思います。
実は、私は「引き寄せの法則」をあまり信じていないのです。
なぜかというと、以前、引き寄せにチャレンジしたものの、うまく引き寄せができなかったことと、今まで「引き寄せの法則」を紹介した人の説明では納得できず、腑に落ちなかったからです。
今回は「引き寄せの法則」について考察していきます。
「引き寄せの法則」とは
まず「引き寄せの法則」とは、自分の思考や感情・波動と同じものが引き寄せられるという法則です。
「引き寄せの法則」自体には善悪の判断はなく、潜在意識や脳はすべての願いに「YES」としか言いません。潜在意識や脳には「NO」はないのです(笑)
これって結構大事なんです!
例えば、あなたが犬を飼っているとします。あなたは今日、散歩に行けないので犬に言います。
「今日、散歩に行かないよ!」
さて、犬はどんな反応をするでしょうか?犬は「散歩」という言葉だけに反応します。
これと同様に、潜在意識や脳は願いに対して「YES」としか言いません。
先ほどの例で言いますと、今日は散歩に行けなくて家にいる場合はこう言ったほうが良いかもしれませんね。「今日は家にいようね」とか。
同様に、もしあなたがルンバが欲しいのなら、ただ「ルンバが欲しいです」と願って、実際にルンバを手にしている様子をイメージすれば良いのです。
また、引き寄せの法則では次のようなことがよく言われますよね。
「ポジティブでなければ望んでいるものが引き寄せられない」
けど、これって本当なのでしょうか?この点について考察していきます。
引き寄せにポジティブ思考は不要!?
先日、YouTubeを視聴していたら、もっちーさんの「ポジティブ思考は卒業」という内容の動画にたどり着きました。
「引き寄せの法則」といえばエイブラハムやバシャールが有名ですが、「マーフィーの法則」も知られています。
私は「マーフィーの法則」についてはほとんど知らないので間違っているかもしれませんが、マーフィーの法則では「望む現実を引き寄せるにはポジティブ思考でいなければいけない」とされているようです。
これはポジティブな人であればあまり問題になりませんが、問題は私みたいにネガティブ思考に陥りやすい人の場合です。
もし「嫌なことがあってもポジティブにとらえなければいけない」とするなら、本当に嫌なことに対してポジティブにとらえるのは難しいと思います。というより無理でしょう。
なぜかというと、頭では「ポジティブにならなきゃ」と思っても、本音では「こんなことをされて嫌だ」と思っているからです。本音では嫌なのにそれを無視して「ポジティブでいる」ことは本音を偽っていることになります。
そして「ポジティブにとらえられない自分はダメなんだ・・・」となり、気分や波動はダダ落ち。「ポジティブでいようとした」のに、一気にネガティブワールド突入・・・
これでは本末転倒です!他人に嘘はつけたとしても、自分の本音には嘘をつけません。
嫌なものは嫌!
本音を無視して「ポジティブでいようとする」よりも、まずはそれを認めてあげることの方が大切だと思います。
ここまで聞いて「じゃあ、ネガティブになりやすい人間が望むものを引き寄せるにはどうしたら良いのさ?」と思いますよね。
先ほども申し上げたように、まずは自分の本音を聞いてあげることです。
何か嫌なことが起きたり、不満なことは生きていればどうしても出てきます。嫌な思いや不満を感じた上で、そこから「じゃあ、自分はどうしたいの?」と自分に問いかけます。
例えば「今の仕事は嫌だ」と思うのなら、「じゃあ、どんな仕事をしてどうありたいの?」と問いかければ良いのです。
このように、嫌なことや不満には自分の本音や願いが隠れているのです。「○○は嫌だ=△△したい」というように、嫌なことや不満は自分の本音(願い)の裏返しなのです。
そのようにして自分の本音や願いを見つけたら、後はそれを選ぶだけです。
次に、押さえておきたい「因果の法則」と「時間の概念」についてお話ししていきます。
因果の法則と時間の概念
因果の法則では物事は「因果」で成り立つとされており、原因と結果はワンセットです。原因がなければ結果は存在しませんし、結果がなければ原因は存在しないのです。
あなたが選択することで「因果」ができるのです。
例えば、「今は○○でこれは嫌だ」と思い、「こうありたい」「こうしたい」と願っているのが「因」だとすれば、あなたが望むものは「果」になるということです。
そして、人間の視点では「因」→「果」となり、時間は「過去」→「現在」→「未来」と流れるとされていますね?
しかし、宇宙の法則では違います。
宇宙では「過去」「現在」「未来」という時間軸が同時に存在しているのです。
「過去」と「未来」は「現在」から同心円状、またはらせん状に存在しているだけで、時間は「過去」→「現在」→「未来」に流れているわけではないのです。
これと同様に、因果の法則の「因」と「果」は同時に存在しているのです。そして「因」と「果」はワンセットなので、「果」を選べば「因」ができるのです。
つまり、望む現実を選ぶことで「因果」ができるのですから、後はそれを信じて必要な行動=努力をして待つだけです。
そこに「ポジティブ思考」は必要ありません。ただ望む結末を選び、因果の法則を信頼してベストを尽くすだけです。
「カードキャプターさくら」でいえば、桜の「なんとかなるよ。絶対大丈夫だよ」という最強の呪文はそのことを教えてくれているのではないでしょうか?
ここまで読んでくださった方は、望むものを引き寄せたいなら「ポジティブ思考」だけでは不十分だということがお分かりいただけたかと思います。(もし分かりにくかったらごめんなさい!)
もう「ポジティブ思考」による引き寄せは時代遅れです!
まとめ
今回は「引き寄せの法則」について考察してみました。
今までの引き寄せは「因」→「果」、つまり「今の状態で未来が作られる」が常識でした。しかし、今回お話しした引き寄せはそれとは逆の「果」→「因」、つまり「結果を選ぶことで原因ができる」という考え方なのです。
今回のお話は、ネガティブ思考に陥りやすい方には朗報かもしれません。そして、今までの「引き寄せの法則」の常識をぶっ壊すお話でしたので、驚かれた方もいらっしゃるかと思います。
けれども、引き寄せの法則や因果の法則、時間の概念については色んなスピリチュアリストや術師たちが言っていることですし、昔のシャーマンは「過去」「現在」「未来」という時間軸が同時に存在していることをすでに知っていたのです!
これを機に、従来の引き寄せメソッドでうまくいかなかった方は、願いを叶えられない時代遅れの引き寄せメソッドは捨ててしまいましょう!
大切なのは、自分の気持ちに向き合って本音を見つけること。そして、望む現実を選んでそれを手にすると決めることです。そうすることで意識や行動が変わり、その結果、望む未来が出来上がっていくのです。
物事の始まりは自分の意志。自分の意志から物事は始まるのです。
コメント